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変わらない場所… 変わらない風景… 何で今更…
何でここに来たのか…
ま『懐かしいだろう?』
つ『そうだな! 何年振りだよ。ここをみるのは…』
ま『変わらないよな…ここだけは…』
つ 『だな…』
そこは… 高校時代にまさきともよく 遊びに来ていた スタジオだった。
バンド練習とか 個人練習とか よくここに来ては 練習していた。
あ 『 早く行くよ! まさき…つかさ君』
ま 『そうだな。 行くぞ! つかさ!!』
つ 『あ…うん』
まさか… マスターは…… いないよな…。
バタン…。
あ『こんにちはー!』
マスター『いらっしゃい! ……ん?…君は?… まさか…あやちゃん?』
あ『はい…久しぶりです!! マスター。』
マスター 『久しぶりだなぁー。ん?…』
ま『 どーも…。』
頭を下げるまさき。
マスター『 まさきか? こっちも また久しぶりだなぁー。』
ま『久しぶりです。マスター!!』
マスター『 また…やるのか?』
ま『はい…これからまた やろうかと。』
マスター『 帰ってくると思ってたよ!お前から楽器をとったら… ただの陽気なバカヤローだからな!!』
あ『 マスターひどーい。 まさき 可愛いそうじゃないですか!! これでも うちの彼氏なんですから!』
マスター 『え?! 二人付き合ってるの?』
ま『 はい… 大切な彼女です。』
あ『そういう事です!』
マスター『そっか! 良かったじゃん。おめでとう』
あ『ありがとうございます!』
世間話をする三人。
俺はただ 影から二人をみていた…。
マスター『 …そうだよな!』
ま『本当ですよ。』
マスター 『今日は二人でやるのか? 端にいる彼は…??』
ま『 あ…あいつは…』
俺は…マスターの方に向いて 素顔をみせた…
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