第一章-親愛なる人-

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でも、僕はその悪口は何も気 にならなかった。彼女なら、 できる。と信じているから。 誰に何を言われようとそんな のは関係ないと僕は思う。  最終的に立候補者は現れず、彼 女が委員長となった。回りにいる 男子達は、不満があるのか机に 「キモイ」や「死ね」など、机の 隅から隅に書かれていた。
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