悲劇

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『まいったな…』停電だったら電気がくるまで時間がかかる…助けが呼べない…  ……しょうがない、待つしかないか  ふと 科学室にいる香織のことが気になった 香織のそばで電気がくるのを待つしかないな そう思い科学室にむかった あれ?丸山の体がない…?死んでなかったのか?!!香織があぶない! 『香織~~~!!』叫びながら科学室のドアを開けると、香織が寝ていた場所で物音がする 『ガツガツガツ…』『ァァアアア…』暗くてよく見えないが3、4体の影…… まるでなにかに戯れて食っているような… 『 …うそだろ』 目の前の光景が恐ろしすぎて後退りしてしまい ドアにぶつかる 『ガタン!』 するとそこにいた影は俺に気付き、近寄ってきた 『丸山はじゃねー!なんだこいつら!!』 そう叫ぶと逃げ出していた その影達は丸山ではなかったが…丸山のような感じではあった 全身血だらけで 肉が剥がれていてとても無惨な状態……
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