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時間は遅いけど女の子とブランコのったり、滑り台にいったり、砂場で遊んだりした。
だけど楽しい時間ってすぐにおわっちゃう。
「光一、どこにいるの?」
お母さんが迎えにきてしまった。
「ぼく帰らなきゃ。またここで遊ぼうね!」
そういって立ち去ろうとすると服を掴まれた。
「本当に遊んでくれる?」
うるうるした目で聞かれたら、嫌なんて言えるハズがない。
「もちろんだよ!」
少女が嬉しそうに微笑んできたので、ちょっとだけどドキッとした。
「あのね、わたしあなたの…………になってあげる!」
何を言ったかわからなかったが少女はぼくの唇にそれを押し付けてきた。
初めてのキスを奪われてしまい、ちょっとあたふた!
そのまま少女の笑顔を見ながら意識が遠のいていって…………
………
……
…
ジリリリィ、という音で目が覚めると俺はいつもの自分の部屋にいた。
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