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俺は起きると目の前には姉の多香子(タカコ)がいた。
何してるんだろ?
「寝顔見てただけよ」
心読まれてびくっとする。
「初めての高校生活なんだからしゃきっとしなさい!」
母さんが死んで以来、姉が面倒をみてくれてとても助かっているが………
この人はじつはブラコンなんだ。
ベッドを出てから朝食を食べて、学校に行く準備をしていると姉貴が
「先に学校行ってるわよ!」
そういってドアが閉まる音がした。
姉はこれから俺が通う遠代高校の教師をやってる。
自慢の姉だよ。
一応俺はシスコンではないと言っておこう。
そんな話は置いておいて俺も新たな学校に出発した。だいたいは同中の奴らが同じ高校に入ってくるので、人見知りな俺には心にゆとりがある。
ちょっとキモいがドキドキするのでスキップです!
少しだけウキウキが伝わるかな?かな?
時計を見るとまだ入学式に一時間以上ある。
暇なので鼻歌で寄り道!
曲は勿論コブ○ロのあの歌だ。
そんなこんなで歩いていると桜並木道にでた。
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