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色白の唯にとって、真夏の太陽は敵である。 皮膚が弱い唯は、日焼け止めでさえ湿疹の原因になってしまう時がある。 その為、余程の事がない限り日中に海へ出掛ける事はない。 久しぶりの海に唯は、はしゃいでいた。 二人で靴を脱ぎ、裾を膝まであげて波打ち際で遊ぶ姿は、誰が見ても仲の良い彼氏彼女だろう。 そんな唯を一輝は、優しい笑顔を浮かべながら見ていた。
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