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何も面白い番組がないのが分かると俺は、電源消しそのままソファに倒れ、本を読んでるバージルを見つめた。
俺と違い細い腕と白い肌…。
あんな細い腕をして、こんな俺を直ぐに押し倒す力があるなんて不思議でたまらない…。
凝視していたのか、バージルが視線に気付き、本を閉じて俺の方を見て来た。
「どうした?俺に何かついているのか?」
『別に…何も付いてなんかねぇよ。』
「そうか?さっきまで、ずっと俺を凝視して穴が空くのではないかってくらい、見ていた様な気がするのだが…?」
『そ…そんなに凝視して見てなんかない;///』
「見ていたのは、当たっているのか。じゃあ何故、見ていた?」
と言い俺の側に来たバージルを見つめながら俺は、小さい声で…
『構ってほしかったんだ////』
と顔が赤くなるのが分かっていながら、バージルにそう言った。
それを聞いたバージルは、少し驚いた顔をしていたが直ぐに…、笑みを浮かべて俺を見つめて来た。
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