序章

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また朝がやってきた。 いつも通りの時間 いつも通りに出勤する。 昨日と何も変わらない。 一昨日も その前も いつから… 一体、何ヵ月 私は同じ日々を 過ごしてきたんだろう 自分の存在意義すら分からない この時間を――――― しかし この日はいつもと違った。 でもそれはまだ 私にとって いや 私たちにとって ただの序章に過ぎなかった。 今日から 私の中で何かが変わる。 そんなこと 思ってもみなかった。
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