2:)高校2年生

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しばらくしてマックに着いて、私はポテトとコーラを頼んだ。 かえでは余程お腹が減っていたのか、ビックマックとチーズバーガーを頼んだ。 空いている場所に座り、やっと落ち着いた時だった。 ――バシャッ―― 「へ…?」 足に冷たい感覚… 恐る恐る下を向いて確認する…。 「ごめんっ!!大丈夫ですか!?」 焦る男の声。 同じくらいの年齢だろうか…? 彼が何故、私に謝ったのかすぐに分かった。 彼が私の足にアイスコーヒーをこぼしたのだ。 「…………」 驚きで言葉も出ない。 彼はハンカチで私のズボンを拭いてる。 「ごめんね…足も濡れてるね…」 「やめてっ!!」 彼の手が私の足に触れた時、怒鳴ってしまった。 「本当にごめんね…よければ…このハンカチ使って」 申し訳なさそうに言うと、ハンカチをそっと私の手に乗せて何処かへ行ってしまった。  
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