2:)高校2年生

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「居た?あの人」 私が席に戻ると、かえでが話し掛けて来た。 「ううん。居なかった」 「誰だったんだろ…」 「さぁ…」 今日は沢山の人と出会った日だ… 平高心とかいう派手キング(命名)。 それにハンカチを貸してくれたあの人。 二人共整った顔をしてた…。 そんな事を考えていると、いつの間に午後6時を過ぎていた。 「かえで、私そろそろ帰るね」 「え?もう帰るの?」 「うん、けっこう楽しかったよ」 「そっか…。服とか買うのに付き合ってくれてありがとっ♪」 それだけ会話をしてバイバイと別れた。 「帰りに本屋行こうかな…」 買いたい本があった。 もちろん雑誌などではない。 私がほしかったのは参考書。 なんとか買い物をして家に帰った。  
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