2:)高校2年生

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「んで、あの人の名前は?」 受話器の向こうでかえでが詰め寄って来てる… 「平高…心…」 「はあ?なんて言ったの?もうちょい大きな声でっ」 …腹立つわこの子… 私にここまで言わせておいて… 「平高心!とにかく派手だったよ。派手キングだようん」 もう一度大きな声で言ってみると、ようやくかえでは【分かったありがと】と言って、私は電話を終えた。 …疲れた… ベットにダイブしたい気分だわ… あ、もうしてるか… 話す気力さえ無くなった私に、突然の眠気が襲った。 あ…眠いー… 寝そう… そしてそのまま意識が遠退いて行った。  
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