プラストミック

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耳鳴りが酷くする。明日ってどうやったらくるんだろう。何処からが境か、もう分からなかった。寝返りをうつ。寝れない。寝れない、寝られない。今日が永遠に終わらない。 空が白み始める。窓を開ければ、少しは新しい一日を味わえるかな、なんて思ったけど、ただただ冬の始まりの冷たい空気が肺に突き刺さるだけだった。 窓を開け放ったまま、振り返れば壁にかかる鏡に、自分の青白い顔が映し出される。まるで死人。感情の無い顔。いつが最後だったかな、笑ったの。自分の笑った顔、忘れたよ、もう。 死ねたらよかった。何も変わらない、同じ毎日を繰り返すだけの一週間は恐ろしく長い。気持ちが悪くなるくらい。吐き気がするくらい。 学校、なんてものに通っていたときには、長い、長いなんて思いながらもあんなにも一週間が早かったのに。一週間同じ時間割だとしても、何かしら変化のある世界だったのに。 不変のものって、こんなにも退屈でつまらないものなんだ。 冬の澄み切った空気に、空は今日も快晴。空が飛びたいなんて思わないけど、とりあえず、神様に申請しに行きたい。 もう、殺してください。もう、いいでしょう? 私はいつ神様に不易になるようなこと、したのだろう。覚えが無い。どこかでお会いしましたっけ? 私は死ぬらしかった。ここで一人で。独りで。 ただ、今すぐ殺してくれればよかったものの、まだまだこの退屈な世界にいなくては、とのことだった。 神様は私を長い年月かけて、甚振り殺すらしい。 何かの恨みをかったのでなければ、とんだ悪趣味だよ、
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