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到着すると、すぐにババァと目があった。
「小夜ぉ~!」
走り寄る、ババァ。
力強く抱き合って声を出して泣いた。
人前で泣くことなんてなかったけど、
ババァの顔をみたら、涙が止まらなくなった。
「急なんだよ。みんな私を騙してた。もう内臓はボロボロで、移植なんかできる状態じゃなかったって。
でも、波美は頑張って、頑張って。あの子が逝っちゃったよぉ。小夜ぉ~。」
私も、涙を流しながら
「本当だよ。親より先に逝っちゃうなんて、親不孝だよ。頑張るっていってたのに・・・」
尚もずっと泣いていた。。。
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