86人が本棚に入れています
本棚に追加
私は何も気にせずに、いつもながら命日近くだからお墓参りに行こうと考えていた。
しかし、今日は雨。
お線香もあげられないし、久々に家に行ってみた。
家を覗くと、みんなが喪服で集まっていた。
「波美ぃ。娘が帰ってきたよ」
泣きながらババァ。
「気がつかなくてごめん。毎年、行ってはいたのに・・・
今日は、彼の家に同居をしようと思って報告にきたんだよ。」
「いい人なのない?
小夜のお母さんはよく思ってないみたいだけど、
私は、小夜が決めていいと思った人ならいいと思うよ。
幸せになりなよ。」
「うん・・・」
また涙が出てきた。。。
最初のコメントを投稿しよう!