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「まだいてぇ…」
学校の帰り道、邑は暦と歩きながら自分の式神に攻撃された後頭部をさすっていた。
「邑様が悪いのです。何回も言っているでしょうに。いくら奉納している神が芸能神とはいえ全てエロ系かダンス系で奉納しなければならない事はないのです。現金による代理奉納だってできるのですから、自らの品格をおとしめる様な事は慎んで下さい。私が秋成様に叱られます。」
「現金の代理奉納って言ったって手続きが面倒なんだよな…
小便を飲めばそのまま俺の体を通して、力を借りてる神への奉納は完了するわけだしさ。
便利じゃん。そうすれば今月分の代理奉納を神社まで納めに行かなくてもいい訳だしさ。」
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