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「あれは…遂に会得されたのですね、邑様!無気薙刀の真の姿、光鱗モード!」
「茜、3分って言ったか?」
「正確にはあと2分35秒!」
暦の束縛をもってしても気休めにしかならないらしく、鬼の腕が容赦なく邑に振り下ろされる。
一体その巨腕に何tの力があったのだろうか、振り下ろされた腕はズンッと地面を揺らした、その攻撃を受けきった邑の周りの地面をめりこませながら。
「そのくらいの時間、いくらでも作ってやるよ」
邑は鬼の腕を弾くとその手首を切り落とした。
光鱗モードになり、ビーム兵器となった無気薙刀の攻撃はいかに鬼の霊力を持ってしても防げるものではなかったのである。
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