~プロローグ~ ハーレム大作戦

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「・・・オレと、付き合ってください!!」 校舎裏で、ひとりの男子生徒が女子生徒に告白している。 「・・・私、あなたのことが嫌いなの。だからダメ。」 女子生徒が冷たく言い放つ。 「・・・え?!なっ、なんでだよ!?今オレと付き合えば、今若者に大人気のデートスポット、“ディズニーランド”にタダで行けるんだぜ!?・・・どうしてオレがダメなんだよ!?つ(;°д°)つアセアセ」 あわてふためく男子生徒に、女子生徒が追い討ちをかける。 「・・・私、生理的に受けつけないのよね、あなたのこと。」 「・・・!!!Σ(; ̄Д ̄)ガーン」 「それに、女の子に自分を売りこむなんて卑怯じゃない。」 「!!!!Σ(川; ̄Д ̄)ガガーン」 「ほんっと、あなたって人間のクズね。・・・あ!クズに失礼ね。あなたはクズ以下だわ。」 「・・・(川;ΩДΩ)チーン」 かいしんのいちげき!! 男子生徒に19870ダメージをあたえた。 男子生徒はたおされた。 男子生徒は、心の傷(トラウマ)を手にいれた。 「・・・(○д○)シーーン」 男子生徒は真っ白に燃えつきた。 「・・・思コウ停シチュウ、シ考テイ止中・・・(○д○)ブツブツ」 男子生徒はまるでロボットのように、小さな声で同じフレーズを何度も呟いている。 「・・・それじゃあ、私はこれで・・・。」 そう言って女子生徒は、燃えつきている男子生徒をひとりとり残してその場から立ち去っていった・・・。
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