1章 多重人格

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そろそろ教室も騒がしくなりはじめてきた 奈々は他の女達と雑談を交わしている。明るく、笑顔で。対する俺は窓の外をぼーっとみている (する事ねぇーのかよ) [ぼーっとし続けると体鈍りますよ] 「だりーんだよ」 勉強なんてのはやらなくてもわかる。やりたい事もないので、ただぼーっとしているのだ「あれ、お前がやったんだろ、化物」 俺は窓の外から目をはなし、前をみる。するとクラスの男達5人あたりが集まってきていた。 「おい化物、俺達遠くからお前が戦ってたのみてたんだよ」 …みられてたのか…俺ももうちょい周りを気をつけた方がいいようだ… 「あれ、一体どうやったんだよ」 「………」 さて、どうしたものか… 「なんか言えよ」 他の奴等も「なんか言えよ」と連呼するので 「ひざまづけ」 人差し指をクイッと下に向ける。すると男子達は、ひざまづいたというより、倒れたに近い態勢をとった 「ほら、なんか言ってあげたぜ」 (ギャハハハ♪) [あまりイジメてはいけませんよ] 男子達は苦しい顔と不思議そうな顔をしている そして当然他の奴等もみている。奈々も 「デス・エンド!まさか!!」 奈々は止めようとしたが、少し遅かった 「じゃ、消えろ」 人差し指をクイッと下から前につきだす。その瞬間、男子達は吹き飛び、黒板に激突した 「せ、先生呼べぇ!」 「おっと」 俺は教室の扉を風でピシャリと閉め、開かなく様にした 「先生は呼ばせねぇよ。呼んだとしても俺の味方だ」 もちろん嘘(笑) 「俺になにもしなきゃ俺はなにもしねぇ。だから落ち着け。あと今のは…ショーみたいなもんだ」 教室の中が、血の気を引いた感じの空気になった [さすがにそれは無理があるかと💦] … 「…ぅ……くっ…」 「デス・エンド!あなた能力を使ったわね!!」 「あ…やば、いるの忘れてた……」(逃げろ逃げろ!💦) [奈々さんに掴まったら説教地獄ですよ💦] 「それは怖ぇな(笑)」
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