1章 多重人格

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……眠い…… 時計をみると朝7時… 頭痛いし身体痛いし……昨日の夜の事覚えてるような覚えてないような……どっちでもいいか…とりあえず学校へいく支度を… 「そうだ…こいつら起こさなきゃな…」 起こさなきゃいけないのは親でも兄弟でもない。俺以外の家族はみんな死んだのだ。 起こすのは、俺の中の人格達である 「おい起きろー、朝だぞー」 俺は頭を叩きながら自分の中の人格を起こそうとする。…これで起こす効果があるかはわからないが、とりあえずいつもこうやって起こしている (………ん…眠い~よ~~…💤) 「寝るな!」 (ん…?) [メビウス、起きなさい。あ、デス・エンド、おはようございます。] 「あぁおはよう、ノイズ」 (俺にもあいさつしろよ…) 「お前二度寝してただろうが」 俺はそんな会話をしながら学校へいく支度を終わらせる 「んじゃ、学校いくぞ」 俺はそう言って、家をでる
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