1章 多重人格

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8時20分学校到着。……やば、速くきすぎた…ちなみに学校は9時から。校門あくまで待たなきゃいけねぇのかよ… 「おい餓鬼!昨日襲って来たのはテメェだな!!」 突然後ろからオッサン達に怒鳴られた 昨日?…記憶ねぇ~……(苦笑)  (悪い、昨日夜俺がでてたから記憶ないんだよ) 「…このオッサン達になにしたんだよ…?」 オッサン達に聞こえない程度の声でメビウスに聞く (ヤクザに喧嘩売って、事務所壊した(笑)) は!?じゃあこの人達ヤクザ!!? 「アホかお前!!?」 「誰がアホじゃクソガキャ!!」 …つい怒鳴ってしまった… ヤクザ達の事じゃないのに…って言っても無駄か… (でもそいつら弱いから能力使わなくても勝てるぜ?) 「お前と俺とじゃ戦闘の戦い方が違うだろが…」 《破壊者》と《切り裂き魔》の戦い方は全然違うっての… (まぁ、弱い事は変わらねぇから安心しろ) [ヤクザが弱いはずないんですがね…] 「おい餓鬼!一人でぶつぶつ言ってねぇで俺達の事務所、どうしてくれんだ!!?それなりの覚悟があってやったんだろ!!?」 うわ…めっちゃ怒ってる… これはなんとしても誤解を解かねば…「えぇっとですね…昨日のは俺であって俺ではなくて、そっくりさんが…じゃなくて(汗)まぁみかけは俺なんだけど中身は違う人物…いや人格でして……」 「ごちゃごちゃなにわけわかんねぇ事言ってんだぁぁあ!!?なに言おうがテメェがやった事に変わりはねぇんだよ!!」 ……おっしゃる通りで… (まぁいいじゃねぇか、準備運動ってノリで付き合ってやれよ(笑)) テメェのせいだろ!!? つかもうやりあうの決定!? 「すいません、ちょっと用事が…」 「おい餓鬼、逃がさねぇぞ…?」 いつの間にか周りにたくさんのヤクザさんが…     俺はあまり戦いたくないというのに……   「……ふぅ…仕方ない、あんたらがやる気なら俺もやる気だぜ?       俺は力の加減が苦手なんだ。死んでも知らねぇからな?」
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