1章 多重人格

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「この餓鬼、かっこつけてんじゃねぇ!」 後ろにいた一人が掴みかかってきた 俺はひょいと身体を少し傾けて躱し、足をかけ、男はいきおいで俺の足にひっかかり、倒れる 「おっさん、大丈夫かい?」 「こ、このガキャ!!」 俺は起き上がろうとする男の顔を踏み付け、起き上がらせない様にする 「そんなに怒るなよ、ちょっとからかっただけじゃないか」 「Å∬≒Å≪≫!!??」 足をのっけているから、なにを言っているかさっぱりわからない (おい後ろ)   ビュン!     俺は足を曲げ、背を低くし、俺の頭の上をかすめた鉄バットを躱した 「メビウスサンキュー🎵」 (どういたしまして) 足を180℃くるりと回転させ、バットを持った男と対立する 「⇔∀∃∠!!」 下から変な声がしたが聞かなかった事にする 「死ねクソ餓鬼!!」 上からブン!と振り落としてきたバット男 俺は後ろにバックステップをして躱す 俺が躱したせいでバットは下にいた男の腹を思い切り叩いた 「∫∬≪⊥⌒∽!!!…………」 「わ、悪い!」一人KO?(笑) バット男にスキができたので俺はすぐに間合いを詰め回し蹴りで吹き飛ばし、さりげなく俺はバットを奪った 「さて、相手はあと何人だ?」 ざっとみたところ…ヒトケタ以上はいるな…… [デス・エンド!横から拳銃を取り出している男が二人!!] 「なっ!!?」右にいる男達の中に 拳銃を取り出す男が、二人… 「死ね」 男達は嫌な笑い方をしながら、 俺に向けて、引き金を、引いた       あたりに火薬の匂いと、発砲音が響いた
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