リベンジ

6/18
前へ
/107ページ
次へ
やはりスピードでは、リクが勝っていた。 左右にフェイントを入れただけで、相手はバランスを崩し付いては来れなかった。 易々と3ポイントを取り勝利した。 その後もリクの相手ではなかった。 1ポイントも取られる事なく順当に勝ち上がり、いよいよヒロシとの一戦を迎える事になった。 「リク、この前の事は忘れろよ」 「何言ってんだよ!やり返して、みんなの前で恥を掻かせてやるよ!」 「あいつは、俺達が思ってる程ヘボじゃない。こっちがムキになったら負けるぞ」 「俺が負ける?冗談じゃない!あいつだけは絶対に許す訳にはいかないよ!」
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

556人が本棚に入れています
本棚に追加