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やはりスピードでは、リクが勝っていた。
左右にフェイントを入れただけで、相手はバランスを崩し付いては来れなかった。
易々と3ポイントを取り勝利した。
その後もリクの相手ではなかった。
1ポイントも取られる事なく順当に勝ち上がり、いよいよヒロシとの一戦を迎える事になった。
「リク、この前の事は忘れろよ」
「何言ってんだよ!やり返して、みんなの前で恥を掻かせてやるよ!」
「あいつは、俺達が思ってる程ヘボじゃない。こっちがムキになったら負けるぞ」
「俺が負ける?冗談じゃない!あいつだけは絶対に許す訳にはいかないよ!」
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