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そのとき、放送用のスピーカーから声が聞こえてきた。
聞き慣れない声。
『えーっとこれでいいの？』
いや、もうスイッチ入って声が流れてるんだが。
よくわからない放送にクラスメイトたちに動揺が走る。
『えーっと、私は校長です』
どうやら放送の主は校長だったらしい。
『今日の授業は全部中止です』
…は？
わけのわからない校長の言葉に、クラスメイトたちは思い思いの反応をする。
ガッツポーズしてみたり、帰る準備をしてみたり、パニくってみたりと様々だ。
『その代わり、今日は部活対抗で戦ってもらいます』
もうだめだ。わけがわからない。
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