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「うぅっふ…さっびぃ~」
真冬の寒空の下、車のkeyを回して、彼―玲汰は肩をすぼめた。
コンビニに行くから、何か欲しいものは無いか?と問うたのだが、これがどこに行っても注文の品がみつからない。
無いなら無かったで済ませれば良い話なのだが、なんだかそうゆうわけにもいかず、結局二時間も探し回っている恰好。
「やっべ。…流鬼、怒ってっかも」
そう思うと気が急いて、玲汰はステアリングを握り締め、車を急いで自宅に向かわせた。
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