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結局誰が僕をベッドに運んでくれたのかは謎のままに終わった
数分後
大分気分が良くなったので何時ものようにコサックをしようとベッドから起き上がると
さっきは気が付かなかったが銀色の何かが落ちていた
ショケイスキーの鎌だった
「そういえば処刑さん大丈夫なんでしょうか?死刑に使う毒ガスをたくさん吸ってしまったんですから…少し心配です」
そう呟いて身の丈より大きな重い鎌を持つと微かに血の香りがする刃に自分の顔が鮮明に映った
「これ…どうしましょう…」
「……」
「処刑さんにあったら返す事にしましょうか」
「……」
そう言って自分のかばん等を入れているベッドの下へ大事に鎌をしまった
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