第6章-宮崎兄弟は問題だらけ-

2/17
6342人が本棚に入れています
本棚に追加
/241ページ
快晴!! 降水確率0%!! まさに、決戦日和!!!      春さんVS私 つまり、今日はきょーちゃん所属の野球部の練習試合!! 私は朝早くからお弁当を作り、ついでにお菓子も作り、ついでに自分なりのお洒落をして準備万端だった 「春さん…どんなお弁当作ってくるんだろう…」 私はきょーちゃんの食欲を配慮した重箱を眺めた 「ってゆーか早く起きすぎたなぁ…」 時計は朝の7時を指した所 部員が学校に集まるのが9時で、私達観客が集まるのは10時だ 「暇だなぁ…」 ソファーに座って時計を見ていると、携帯が震えた ―――――――――――――― from:翔さん sub:(non title) ―――――――――――――― 突然すまない。 今日、もし暇だったら会ってほしい。 君の忘れ物を預かっている。 ―――――――――――――― 「忘れ物?」 画面の下には、一昨日翔さんと会った時に持っていった鞄に付いてあるクマのキーホルダーの写真が張り付けてあった 念の為、その時の鞄を確認すると、クマのキーホルダーはなかった
/241ページ

最初のコメントを投稿しよう!