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教室に入ると、すでに何人かの生徒達が雑談やら読書やらを楽しんでいた。
そして、その生徒達の中に混じって、この世には存在してはいけない者が存在してやがった…
ソイツはオレ達に気づくやいなや、両手をブンブン振り回しながら存在をアピールしてくる。
「Good Morning!Mr.誠!ご機嫌いかが?」
「ポンタお前…何でこんな所にいる?てっきり死んだもんだと思ってたぜ」
そうだ。コイツは確か…
夏休みの時に商店街でぶっ飛ばしてやったはずなのに……まさか生きてるとはな、生命力はゴキブリ以上か。
「久々に会っての一言目がソレ!?酷くねぇ!?ねぇ、酷…」
「やかましいぞ!アー〇ジェット噴きかけられてぇか!」
「アース〇ェット!?それゴキブリに使うスプレーですけど!?何?オレの扱いはゴキブリ並ってことですか?」
相変わらず変態なポンタを蹴散らし、自分の席にカバンを降ろす。
空は真っ青!今日も暑くなりそうだ。
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