46312人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな訳で、今教室に向かってる。
階段で最上階、つまり3階まで行かなくてはいけないので、ダラダラとゆっくり上がる。
……ぁぁぁああっ!!
丁度、2階の階段の途中、突如 上の階から叫び声が聞こえ、同時に何かが転げ落ちるような、鈍い音も響き渡る。
その音は徐々にオレに近づいてきていた。
そして、転がり落ちてきたソイツがオレの目の前で止まる。
「よう。やっぱりお前だったか、ポンタ」
つーかお前しか思い浮かばなかったぜ。
転げ落ちるの好きなんだな。数時間の間で2回も転げ落ちるとは…
「ハァ…ハァ……不覚っ!またもや階段から転落するとは……危うく死ぬところだったぜ…」
いや、あんなハデに落下して生きてるとか……死ぬよ普通。
お前、死にかけるどころか、かすり傷すらねぇじゃん!?不死鳥!?
最初のコメントを投稿しよう!