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高く鳴り響く電子音。
オレ達は息を呑んで返答を待った…
ゴクリ…
生唾を飲み込み、喉がなる。
そして…
ガチャ…
『…はい。どちら様でしょうか?』
!! この声…!
インターフォンから聞こえる声に、ドクリと心臓が波打つ。
「か、香か!?」
思わず、インターフォンに顔を近づけて叫んでしまう。
『え……誠…さま…?なんで……』
「オレだけじゃねぇ!美玲もポンタもいる!それより、話があるんだ!」
『なんで…さよならって言ったのに……なんで来たんですか……』
インターフォンから聞こえる香の声は、微かにだが 震えているのが分かった。
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