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『……ポ…ンタ君…ｯｸ……ﾋｯｸ…ありがとう…ごさいます…！
私…ｯｸ……ホントは辛かったんです……皆の顔を思い出すたびに…辛くて……ﾋｯｸ…だから、私…無理矢理に皆から距離をとりました……ごめんなさい！
私……私…皆と離れたくないです…！ここに…この町に残りたいっ！』
ようやく、香の本音が聞けた…
香…
ずっと我慢してたのか……必死で自分の気持ちを押し殺して…
それなのに、オレ達は気づいてやれなかった……本当にオレ達は大バカ野郎だ……！
だから、せめてもの償いだ……今からお前を救ってやる…！
父親の転勤だか何だかしらねぇが、そんなもんブッ潰してやる！
｢よく言った！後はオレ達に任せろ！｣
『え…？何をするつもりですか…？』
｢香…お前の親父に会わせてくれ｣
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