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その瞬間、オレの頭上に電球が出現！
ひ ら め い た ！
一休さんキタコレ！
いや、たいしたことを思い付いた訳じゃないんだけども。
でも、これなら親父さんの転勤を取り消さず、尚且つ 香も引っ越しせずに済む。
しかし、この方法は香本人の気持ちが大切だ…
いや、香の両親にも許可を貰わないとダメだな。
………よし。とりあえず香に聞いてみよう。
｢あの…どうかしました？｣
一人で勝手に盛り上がっているオレを見て、心配そうな表情で尋ねてくる香マミー。
心配しないで香マミー。
ちょっと一休さんになってただけだから。
ポクポクポクチーン！てなってただけだから。
｢大丈夫ですよ！オレは端を渡らずに真ん中を渡ります！｣
｢……？｣
あれ？何の話をしてたんだっけ…？
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