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いくら言っても言うことを聞かないポンタ。
いい加減うっとうしかったので、美玲と2人でポンタを押さえつけで無理矢理に服を着せた。
「ねえ…1ついいかな……シャツが伸びてビロンビロンなんだけど…」
「お前が暴れるからだろ。自業自得だバカヤロウ」
「全くだ。まず、他人の家で全裸になるな」
なんか…兄貴から貰った大きめの服を着てるみたい…
それか、入学したばかりの中学1年生。
「まぁいいや。で、香ちゃん一人暮らしすんの?」
「さぁな。親と話し合って決めるみたいだぜ。つーか、お前話聞こえてたのか?てっきり気絶してるとばかり思ってたんだけど」
汚いモノを晒しながらぶっ倒れてたじゃん。
「ふふふ……オレの聴力をなめるなよ?人はその聴力の凄さゆえ、オレのことを「耳仙人」と呼ぶのだよ」
自信満々!と言ったように、腕組をしながらフフン♪と鼻を鳴らすポンタ。
「あんまりカッコ良くねぇな」
「だよね。オレも思った」
なんで仙人をチョイスしたんだろう…
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