本当の気持ち

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香の鼻汁つきシャツに、いやらしい妄想をするオレ。 もはや変態以外の何者でもないことは、自分でも自覚してしまっている。悲しい。 そんな妄想のせいか、自分でも気がつかない間に顔がニヤけていたようで、美玲とポンタの視線が突き刺さってくる。 美玲に至っては殺意もこもってるね。 「あ~…うん。そ、そんで?とりあえず香の一人暮らしは決定?よかったな!な?美玲?ポンタ?」 本題を出して視線から回避を試みる。 食いつけ!話に食いつけぇぇぇ! 食いついた瞬間、貴様を釣り上げてやるぜぇぇぇ! 「あ、それがですね。お母さんは許可してくれたんですけど、まだお父さんが…」 お前が食いつくのかぁぁぁ!! 「安心しろ。もし、お前の父親が許可をしないようであれば、私が力ずくでOKを出させてやろう」 お?何か違う餌に食いついたぞ! 結果オーライ!ナイスだ香!
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