46312人が本棚に入れています
本棚に追加
香の鼻汁つきシャツに、いやらしい妄想をするオレ。
もはや変態以外の何者でもないことは、自分でも自覚してしまっている。悲しい。
そんな妄想のせいか、自分でも気がつかない間に顔がニヤけていたようで、美玲とポンタの視線が突き刺さってくる。
美玲に至っては殺意もこもってるね。
「あ~…うん。そ、そんで?とりあえず香の一人暮らしは決定?よかったな!な?美玲?ポンタ?」
本題を出して視線から回避を試みる。
食いつけ!話に食いつけぇぇぇ!
食いついた瞬間、貴様を釣り上げてやるぜぇぇぇ!
「あ、それがですね。お母さんは許可してくれたんですけど、まだお父さんが…」
お前が食いつくのかぁぁぁ!!
「安心しろ。もし、お前の父親が許可をしないようであれば、私が力ずくでOKを出させてやろう」
お?何か違う餌に食いついたぞ!
結果オーライ!ナイスだ香!
最初のコメントを投稿しよう!