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「くっ!コノッ……離れなさい!良い子だから!」
「イヤだ!おはようのキッスをするまで離れないぞ!」
香の一件が落ち着いてから、早くも1週間が過ぎた。
香の一人暮らしが決まったあの日から、オレ達の生活は以前のドタバタした日々に戻った訳だ。
「まーことっ!んむぅ~…」
「でぇい!それ以上唇を近付けてみろ!?オレのゴールドフィンガーが火を噴くからな!?」
「ホントか!?ドコに火を噴いてくれる!?出来れば下半身…」
「それ以上言ったらダメェェェェ!」
この通り、すっかり美玲も元に戻ってしまった。
以前の攻撃的な美玲はどこへ行ったのやら…
「すきありっ!」
「あ゛!?」
この後の20分間、オレが必死で貞操を守り抜いたのは言うまでもない。
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