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その後、慌てて冷蔵庫を確認したのだが、マジでオレが確保したエリクサー(プリン)が無くなっていた…
もうダメだ。いつか食べようと楽しみに取っておいたエリクサーが美玲に食われたなんて…!
今週は地獄だ…
「そんなバカな……今週のオレの血糖値はもう上がらないというのか…」
その場に崩れ落ちるオレ。
それはもうジェンガの様に大胆に崩れ落ちた。
「プリンプリンプリンプリンプリンプリンプリンプリンプリンプリンプリンプリンプリン……」
「むっ!?それは何の呪文だ?」
もう何も考える事が出来ない…
頭の中は真っ白…いや、プリン一色だ…
あぁ…オレはこのまま死んでしまうのだろうか?
死ぬ前に…プリン食いたかったなぁ……
パトラッシュ……オレもすぐにそっちに逝くぜ………天使さんも迎えに来たようだ…
オレの両腕を掴み、空に浮かぶ天使。
あぁ……プリン…食いたかっ
「一緒にレイを追い払ってくれるというのなら、超特大プリンを食わせてやらんこともないぞ?」
「マジでぇぇぇ!!?是非協力します!オラ!邪魔だぞクソ餓鬼どもっ!」
両脇にいた天使を弾き飛ばし、再びオレはこの世に戻ってきた。
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