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「愛しのマイ・エンジェェェェル!!」
ニヘラッと整った顔を微妙な笑顔に崩しながら、美玲にダイブするレイ。
当然、そんな攻撃?が美玲に通用する訳もなく…
「わ、私に近寄るなぁぁぁぁ!!」
ズドォォォォォン!!!
「オフンッ!?」
強烈なカウンターを鳩尾に食らわされたレイは、奇妙な声を上げるながら壁に激突した。
つーか、美玲のインパクト時の効果音が半端じゃなかったんだけど。
頼むから我が家を破壊しないでくださいよ。
「ぐっ…ふふふ……あ、相変わらずシャイだな…マイ・ハニー…」
殴られた鳩尾を押さえながら、ヨロリと立ち上がるレイ。
まぁしかし…美玲に全力で鳩尾を殴られたにもかかわらず、立ち上がるとは…
相当タフだ…
「ハグ程度でそんなに恥ずかしがることも無いだろう?」
いや、純粋に嫌がってんだよ。
勘違い野郎なところは相変わらずだなオイ…
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