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「あ~…スッキリした!溜まってたもん全部絞り出してやった」
「貴様っ…!ボクをバカにしているのか!」
放尿をし、スッキリしたオレに対して、レイは怒りに満ちた様子でワナワナと体を震わせていた。
「……ふん…まぁいい。ボクは貴様を倒して美玲が手に入ればそれでいい」
しかし、レイの怒りは一瞬にして収まり、またニヤニヤといやらしい笑みを浮かべ始める。
「あのなレイ…オレに勝ったら美玲を嫁にするとか勝手なこと言ってんじゃねぇよ……夫婦になるってのは互いの同意があって初めて夫婦になれるんだ。お前1人で決めれるような簡単なものじゃねぇんだよ」
そう言い放つと、「ぐぅっ!」っと言葉を返せない様子のレイ。
ふ…今のオレ超カッコイ…
「ぬぉぉ!流石は私の夫!結婚してくれぇぇ!」
お前もだよ。
お前1人が結婚結婚とか言っても意味ねーんだよ!
でもオレ達は親のせいで結婚は決まっちまってるみたいだけどな、コンチクショウ!
「…ならば条件を変えてやる!ボクが勝ったら、龍崎!貴様は今後一切美玲に近寄らないと誓え!」
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