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得体の知れない衝撃に吹き飛ばされたオレ。
わき腹の痛みで体制を崩すが、根性で体制を直し、何とか地面との衝突は免れた。
「ゲホッ!…痛ってぇ」
痛む箇所を右手で押さえ、片膝を付く。
くそっ!一体何がどうなった!?
何故オレは吹き飛んだんだ!?
その訳の分からない状況を確認するため、オレは首をレイに向けた。
そして理解する。
オレのわき腹を襲った衝撃の正体、それはレイの蹴りによるものだったのだ。
しかし、どうやってあの状態からオレに攻撃を…?
追い詰めていたのは間違いなくオレだった。
そして、オレはある答えに行き着いた。
………カウンターを食らったのか…!
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