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体のあちこちに青アザを作ってしまったが、なんとかマイルームまで侵入することに成功した。
「くっ…!恐ろしい罠だった…!」
いや、罠じゃねーだろ。お前がドジなだけだろ。
そんなツッコミが聞こえてきたような気がしたが、オレは挫けない…!
「さて、さっさと荷物をまとめて逃げるか…」
これから夜逃げでもすんのか!
そう思われても仕方ないような独り言を呟く。でもオレは挫けない…!
「ん~。こんなもんかな?」
まとめた荷物を指で1つ1つ確認。
必要なものは全部揃ってる!問題なし!
「さぁて、逃げるか…」
大量の荷物を抱えながら逃げようとするその姿は、もはや泥棒以外の何者にも見えない。
何か物凄く悪い事をしている気分だ…
そんなちょっぴりの罪悪感を抱え込みながら、オレを家を出た。
家を出る時、下駄箱で足の小指を強打したのだが、オレは挫けなかった…!
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