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時間は過ぎ去り、夜。
明日の学校に備え、いつもより少し早めに布団に潜り込んだ。
もちろん、持参した布団だ。
携帯のアラームを設定し、ニコモバを少しだけ見てからオレは睡眠モードに入る。
目を閉じれば、じわりじわりと睡魔が襲って…
ｱﾝｯ!……ｱｯ…ｿｺｯ…!
睡魔が…
ｱｧｰﾝ!ﾓｯﾄ!ﾓｯﾄｫｫｫ!
襲って…
ｲｸｰ!ｲｯﾁｬｳｩｩｩ!
｢こねーだろーがぁぁぁ！！｣
｢ぐべらっ！？｣
布団から飛び出し、ポンタの頭に踵落としを炸裂させた。
｢い、痛ぇぇ！何すんだよ！｣
｢黙れぇぇ！人が寝ようとしてる横でなんつーもん観てんだぁぁぁ！｣
｢AVだよ！『ロリータ学園』だよ！｣
｢見たら分かるわっ！誰も作品名なんか聞いてねーんだよ！ちょっとぉ！寝たいから静かにしてくんねーかなぁ！？｣
頭を抱え、その場にしゃがみ込む。
明日早いだろ？夜更かししたら辛いでしょ？頼むから静かにしてください。
｢まーまー。そんなにカリカリすんなよ。一緒に観るか（笑）？｣
｢笑うなぁぁ！誰が観るかぁぁぁ！！｣
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