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「バカな……午後3時30分だと…?」
どうやらまた居眠りをぶっこいていたらしい…
さっきまで香と会話をしていたというのに、気が付けば教室はオレンジ色。
タイムスリップだ…
浦島太郎にでもなった気分だ…
「よぉ誠。やっと起きたか」
教室の扉が開き、顔を覗かせたのは我がしもべのポンタ。
大量のプリントを両手に抱いている所をみると、教員に手伝いを強要させられているみたいだ。
「誠、お前 今日ちょっとおかしいぞ?朝から夕方までぶっ続けで居眠りして……体調でも悪いのか?」
「単なる寝不足だ。誰かさんが夜中にアンアン喘ぐから…」
「よし。さっさとプリント運んでくるわ!じゃ!」
逃げやがった。
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