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また昼休みにでも話すよ。
ポンタにそう言われたもんだから、今は問い詰める事を止めた。
ポンタが真剣になるときは、間違いなくフザけた話はしない。
とても気になるのだが、昼まで待とう…
そして時間は過ぎ、時刻は12時40分。
授業終了のチャイムと共に、生徒達は弁当箱を取り出して友達の元へと向かったり、サイフをポケットに詰めて売店に向かい始める。
ここ数日の間、ポンタの家に泊まっていたオレに弁当など用意されているハズもなく、昼飯は売店で食べるしかない訳だ。
それに…
「うぉーい!誠ぉーぅ!売店行こうじぇ~」
「そんなに叫ばなくても、始めからそのつもりだっての……」
ポンタの野郎、話たいことがあるみたいだからな…
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