46312人が本棚に入れています
本棚に追加
/620ページ
「はっ!香ちゃんは!?さっきまで隣でいちご牛乳飲んでなかった!?」
「それはきっとお前の妄想だ。よかったな」
「そ、そんなっ…!」
悔しそうに地面をドンドンと叩くポンタ。
残念ながら、そんなことでは同情なんか出来やしないからな。
つーかオレ達は屋上まで何をしに来たんだ?
ただ昼飯を食いにきただけか?いやいや…違ったようなきがするぞ!
ポンタがオレに聞きたい事があるからって、わざわざひと気の無い屋上にまで来て昼飯を食ってんじゃなかったか?
だいぶ話がズレちゃってるよ!
この前、町で見かけたオッサンのヅラくらいズレちゃってる!
やべぇよ。早く戻さないと取り返しのつかない事になっちゃうよ。
「ポンタ。さっさと本題に入れ……オレに聞きたい事があったんじゃないのか?」
「…あぁ…そうだ」
どうやらズレは戻ったようだ。
ポンタも真剣モードになった。
ポンタの奴…何を気にしているんだろうか?
最初のコメントを投稿しよう!