約束。

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「あの……ちょっといい?」 咲良は俺の顔を見て言った。 あっ、今更だけど俺の名前は、橘 京介。 みんなからは、"キョン"って呼ばれてた。 「ヒューヒュー、モテるねぇ。」 「遅くなると思うから、先に行ってるぞ、キョン。」 茶化す友達。 「うっせぇな、っで何?」 この時の俺は半端なく照れ、また、半端なくドキドキしていた。  
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