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強引にキスをして
抱き寄せた体はぬくもりを感じて離したくない気持ちが先走る。
そして失恋。
不思議と気持ちは軽くすがすがしい。
「私はMなんでしょうか…?」
昼休み校庭のベンチで一人ランチ。
ぼーっと雲を眺めて陽なたぼっこ。自然と顔の緊張がほぐれ気の緩んだ顔になった。
その時だった。
――スコッーーン!!
顔面にサッカーボールが強打。
衝撃でメガネが落ちる。
「嗚呼!!メガネが!!みえない!!」
よたよたとしていると声をかけられた。
「ねぇ…大丈夫…?メガネそこに落ちてるし」
「あ…すみません…ありがとう」
メガネをかければ視界に金髪のブルーアイの元ウィーン合唱団にでも所属していたのではないかと思わせるくらいの綺麗な整った顔立ち。
「サッカーボールくらいよけろよな。カス先」
「え?」
この口の悪い少年とヘタレ先生の話は後々
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