プロローグ

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プロローグ

古来より続く魔法使いの名家、千堂家。 この家に一人の女の子が産まれたことで悲劇は起こった。 千堂家に怨みを持つ者が千堂家に侵入する、流石の名家侵入者を撃退したものの、被害もじんだいだ当主は右目を負傷し、優秀な使い手が何名か失うと言う事態、しかも侵入者は死ぬ際に産まれたばかりの赤ん坊に存在消滅と言う禁忌の術を、かけようとした。 術は当時4歳の奏矛が妹を庇い妹は難の逃れたが、奏矛は何とか自分の強大な魔力でそれに抵抗した。 しかしそれは当時4歳の奏矛が受けきるには余りにも負荷がかかった、それがきっかけで奏矛は深い眠りついてしまった。 しばらくの間は屋敷の者全員が奏矛の目覚めを待っていたが一向に起きる気配のみえない奏矛にだんだんと人々の心は離れた。 それもそのはず、一向に目覚める気配の無い兄と、兄には少し劣るものの一族のなかでは歴代3番目の魔力量を持った妹誰もが奏矛を切捨て妹を選ぶだろう。
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