‡始まり‡

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初めて出会った あの日のこと 君の記憶に残っているだろうか。 まだ少し風が冷たい季節に真新しい服を着て 不安と期待に胸を弾ませ 一歩一歩 道を歩いた。 これから出会う人々と 自分はどう関わるのだろうと考えながら。 そんな時に君に出会った。 ‐横山くん・・‐ 誰かしら周りに人がいる君を私は少し苦手に思っていた。 けど君は... 「何々?!俺の顔になんか付いてる?目と鼻と口と耳と眉毛以外に^ロ^」 緊張している私に 冗談なんて言って 笑顔をくれた。 『・・プッ。おもんなっ。』 これが私たちのスタートだった。
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