行かないで

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内心、OZMAから迫ってきたのかよ、と大喜びだった。 俺からなんか絶対に心臓が飛び出してしまいそうなくらいドキドキすんのに。   OZMAは少し強く俺の頭を自分の顔に寄せ、口付けてきた。     嘘…OZMAから……?     でも俺は心と裏腹に嫌がるふりをして、OZMAの肩を必死に押そうとした。 押せば押すほど、OZMAは俺の後頭部を押さえていた手にぐっと力を入れて、更に深く口付けた。   「ん…っあ」   もっともっと押しつけ、舌を絡めてきた。   ほんの少しの嘘の抵抗に疲れた俺は、OZMAの首に手を回し、一緒に夢中になってキスをした。 OZMAがちょっとだけ、俺の意外な行動に戸惑ったのが分かった。   OZMAはゆっくりと頭と背中に回していた手を、俺の腰まで下ろして抱きついてきた。   多分、他人から見れば映画のキスシーンのような格好だろう。   腰に回した手は尻まで下ろされ、ズボンの上から愛撫された。 俺は軽く身体を仰け反って反応した。 愛撫する手は止まらず、背中から尻にかけて上下に動かしてくる。   そんなに背中ばっか触られると、乳首勃つんだけど…   乳首が勃つのと同時に身震いをした。   それを察知したのか、OZMAから左の乳首をツンと押された。   「んふぁ…っ」   思わず口を離してしまい、声を出した。 タイミング良すぎだって、さっきのは。   「感じ…たのか!」   OZMAの質問に俺は静かに頷いた。   OZMAは穏やかな眼差しで俺を見つめ、俺のジャケットを脱がせ、シャツのボタンを外し始めた。 慣れたような手付きで脱がされ、もう上には何も身に付けてない。   俺はOZMAの肩に手を置き、立ち膝の状態になった。   さっきのキスが少し苦しくて、息を整えるのが大変だ。 ハァハァと息をたてる俺の胸にOZMAはそっと触れた。   そして、キュッて乳首を捻られた。   「やっ、ん…お、ずま……」   「お前の乳首って、よく見ると可愛いな」   「っ……///」   普段なんかそんなこと言われないから、胸が苦しくなる。     マジで狂いそう……俺ヤバい……     俺が顔をほんの少し歪めると、OZMAはまた乳首を捻る。       下も危ないんだけど…;;
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