悲影

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悲影

その瞳に宿る悲しみは 癒える時が来るのだろうか 悲しげな眼差しに 手を差し伸べる術すら無い 俯くうなじに 一筋の髪が 心に差す影の様に見えた 暗闇の中に居るのだろうか 暗闇に居ると気付くのは 光が差し込んだ時 君は 暗闇に居る事にすら 気付いていないのかも知れない
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