第一章

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村を出たからって、街までの道を知っている訳がなく、ただひたすら知らない道を進むだけだった。 適当に道を進んだのに、街にちゃんとたどり着いたみたいだ。 俺のいた村とは違って、街には人が大勢いて、賑わっていた。 そんなに離れていないのに、なんでこうまで違うのだろうと思いつつ、街を歩く。 歩いている間、俺のお腹は鳴りっ放し。 もうとっくに限界は超えているのだろう。 そして、俺はある事に気がついた。 街に来ても…        ・・・・・ ……………お金がない…。 》》》
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